広告費が効かない・計測が信用できない
配信が止まった真因を、変更履歴の物的証拠で特定する
管理画面の表示ではなく変更履歴の記録を証拠にして、誰がいつ何を変えたかを確定した
業種・関与B2B 向け EC(既存クライアント) · B2B EC/広告運用 · MARKETING · AI
診断の根拠
変更履歴の記録確定した事実
手動停止判断
再開せず専用施策へ課題
広告運用の異常は、管理画面の数字が動かなくなって初めて気づくことが多い。だが管理画面は現在の状態を示すだけで、経緯を語らない。今回のケースでは、夏物・通年カテゴリの配信が全停止しており、前回の確認時点では稼働していたことだけが分かっていた。
見えているのは「止まっている」という結果だけ。原因の候補(自動化の判定、ポリシー、予算、人の操作)ごとに対策が違い、推測で再開すると同じことが繰り返される。しかも変更履歴 API は長期間をまとめて返さず、時期をまたぐ調査が難しかった。
- 通年で配信していたカテゴリ広告が、気づいたときには全停止していた
- 管理画面は現在の状態しか示さず、いつ・誰が・何を変えたかが分からない
- 変更履歴 API は長期間を一度に返さず、時期をまたぐ調査に手間がかかる
- 「機械が止めた」と「人が止めた」で対策が正反対になり、推測では動けない
「目視で分からないなら、記録を取りに行く」
アプローチ
現在の設定状態を棚卸ししたうえで、変更履歴を期間分割で取得し、停止に関する操作の記録を時刻・対象単位で突き合わせた。真因が「担当者による手動停止」と確定したため、無用な再開や再設計をせず、季節需要は専用キャンペーンで取る方針をクライアントと合意した。
- 01
Phase 1
設定状態の棚卸し
キャンペーン・広告グループ単位で現在の状態を機械的に取得し、「どこが止まっているか」を先に確定した。
- 02
Phase 2
変更履歴の取得と突き合わせ
変更履歴 API を期間分割で取得し、停止に関する操作を時刻・対象・操作者の単位で並べ、停止のタイミングを特定した。
- 03
Phase 3
真因の確定と方針決定
手動停止だったことを記録で確定し、再開するかを改めて判断。季節需要は専用キャンペーンで取る方針をクライアントと合意した。
成果
真因を記録で確定し、対象カテゴリは再開せず、季節需要を専用キャンペーンで取る運用に切り替えた。変更履歴の取得手順は診断の標準手順として残した。
- 01
真因を「自動化やポリシー」ではなく「手動停止」と記録で確定し、無用な再開・再設計を回避した
- 02
停止の時刻と操作を証拠として残し、以後の運用判断の基準にした
- 03
季節需要は専用キャンペーンで取る方針をクライアントと合意し、運用方針を単純化した
学び
- 運用の異常診断は、管理画面の目視より変更履歴の記録のほうが早くて確実
- 「誰が止めたか」を確定しないまま再開すると、同じ停止が繰り返される
- API の期間制限は分割取得で回避できる。取りに行く手間より、推測で動く損失のほうが大きい
応用できる領域
複数のキャンペーンを長期運用している広告主、担当者の交代や兼務で設定変更の経緯が追えなくなっている運用チーム。媒体を問わず、変更履歴が取得できる環境全般。
役割・成果物
広告運用の統括パートナーとして、診断の設計・変更履歴の取得・真因の確定・クライアントとの方針合意までを担当。
- 01
設定状態の棚卸し結果(キャンペーン・広告グループ単位)
- 02
変更履歴の取得手順(期間分割)と突き合わせ結果
- 03
真因の確定メモとクライアント合意事項
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